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2002年 第51回全日本大学サッカー選手権大会 記者会見コメント


全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)記者会見(2002年11月7日)における、
各校監督のコメントです。今大会は出場校が多いため、全校ではなくテーマごとに分
かれてコメントをしてもらいました。

■注目校監督コメント

 駒澤大学 (関東第1代表・総理大臣杯優勝校)  秋田 浩一 監督

 優勝候補といわれるほど力はないと思うが、一戦一戦がんばっていきたい。深井、巻の力強い2トップが特徴だとは思うが、ディフェンス力をもう少し見直してがんばりたい。

 道都大学 (北海道第2代表)  小助川真木 コーチ
 優勝候補・駒澤大は大変強いチームで、うちはチャレンジのつもりでがんばりたい。駒澤大の2トップをうちのDFがどれだけ押さえられるかということが鍵になると思う。

 国士舘大学 (関東第4代表・昨年度準優勝校)  大澤 英雄 監督
 駒澤大は昨年のインカレから総理大臣杯、関東リーグとずっと立て続けにタイトルをとっている。今大会でまたタイトルを取らせるようなことになってしまうと、全国の他の大学は何をやっているのだということになってしまうので、なんとかがんばって駒大の優勝を阻止したいと思う。

 高知大学 (四国第1代表)  野地 照樹 監督
 総理大臣杯ベスト4ということで紹介いただいたが、総理杯のことを思い出すと、本当に駒澤大の対戦は惜しい次第だったと思っている。ただその反動が出たのか、正直にいって今は調子が悪い。総理杯の前には、これなら全国で勝負できるかもというくらい調整がうまくいっていたが、総理杯が終わって選手が(ベスト4という成績に)勘違いしたのか、ちょっとチームもおかしくなってしまった。
 9年連続18回目のこの大会で、もう一度総理杯のような結果を望みたいと思っているが、相手は仙台大は力づくでくる相手なので、あまり期待できないかも……。でも、うちの選手は総理杯の結果で勝つ喜びを知った。そのことに期待をして、なんとかがんばりたい。

 関西学院大学 (関西第4代表)  阿部 洋夫 監督
 関西の雄という形で紹介いただいたが、春と同じく秋のリーグでもチーム自体の結果が出ずに、今回は4位。今大会、チーム数が増えたということでなんとか出場枠に滑りこませてもらったという形だ。ただうちはここ数年、トーナメントにはいい結果を出しているので、そこにに賭けたいと思う。選手も学生正解最後の大会というで、非常にがんばっているので、なんとかいい結果を残したい。

 静岡産業大学 (東海第2代表・JFL参加)  三浦 哲治 監督
 トーナメントなので、あまり先のことは考えずに、ひとつひとつがんばっていきたい。一戦一戦を大切に戦うことで、結果はおのずと出てくると思う。

 東京学芸大学 (関東第3代表)  松本 直也 監督
 この大会では3年連続ベスト8で負けているし、関東リーグでも3位だったので、なんとか準々決勝で関東に帰ってこれるように、また関東3位という結果に恥じないようなプレーをしたい。

 鹿屋体育大学 (九州第1代表)  井上 尚武 監督
 この大会の5年ぶりということで、その間の4年間は充電させていただいた。私自身もイングランドに半年ほど行く機会があり、プレミアリーグの速いサッカーを非常に面白いと取り組んできたが、選手たちもそのサッカーを理解してくれて速いサッカーを展開してきた。九州リーグは現在6チームくらいの強豪チームがひしめいているので、その中で優勝したことは選手たち自身にとっても大きな自信になっていると思う。

 札幌大学 (北海道第1代表)  藤山 和夫 監督
 最多出場チームということで出場回数だけは重ねてきたが、ここしばらく北海道の中でも低迷するような状況が続いていた。今年、私が監督に就任して3年目を迎えたが、その間に関東・関西の諸先輩方のチームに胸を借りて試合をさせてもらい、なんとかここにくることができた。過去にはいい成績をとったこともあるので、なんとかがんばりたい。

 筑波大学 (関東第2代表)  山中 邦夫 監督
 関東2位という成績でここに来たこともあり、優勝したいと言いたいところだが、昨年の大会では1回戦負け。サッカーは試合ごとに調子が違うものだともいうが、筑波大も例に漏れず波のあるチームで正直いって自信はない。ただ、最後には駒澤大さんと対戦したいという気持ちはあるので、そこまで行けるようにがんばりたい。

■初出場校監督コメント

 亜細亜大学 (関東第5代表)  坂下 博之 監督
 うちのチームは正直、あまり強くはない。初戦の相手は中京大ということで、伝統校に胸をかりるつもりでがんばりたい。

 浜松大学 (東海第1代表)  長谷川健太 監督
 初出場だがが強くないというと東海リーグに対して失礼なので、東海リーグのチャンピオンとして恥ずかしくない戦いをしたい。
 Jリーガーから指導者となったが、選手のときは自分のことさえ考えていればいいという部分もあったが、指導者としてはチーム全体のことを考えなければならず、非常に難しい。また、自分が(指導者として)キチンとできているかどうか、まだまだ不安な部分もある。ただ、自分がJリーガーのときは、大学生選手は非常にチャラチャラしているヤツが多いと思っていたが、実際に自分が指導するようになると、非常に素直な選手ばかりであることがわかった。むしろ、自分が学生のときのほうが非常に悪かったと思う(笑)。そういった経験も含め、悪い学生がなにをするか自分自信がが非常によくわかっている部分もあるので、そのあたりは自分の経験も生きていると思う。

 国際武道大学 (関東第9代表)  湯田 一弘 監督
 あくまでチャンスに恵まれて出場なので、チャレンジしていくしかないと思っている。学生らしいサッカーを見せたい。

 吉備国際大学 (広島第2代表)  清水 正典 監督
 強化8年目ということで長い道のりだったが、初めてこの大会に出してもらえることになった。まだまだ力不足なので、東京学芸大の胸を借りることになるとは思うが、ウチらしいスピリットあふれるプレーを見せたい。

 富山大学 (北信越第2代表)  水谷 秀樹 監督
 今大会は、北信越第2代表という形で参加させていただくことになった。学生たちが一生懸命やった結果が、今回の初出場という結果に結びついたので、9日も学生たちが伸び伸びとできるようにがんばりたいと思っている。

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