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2001年 第50回全日本大学サッカー選手権大会 記者会見コメント


全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)記者会見(2001年11月9日)における、
各校監督のコメントです。

 阪南大学 (総理大臣杯優勝校)  須佐徹太郎 監督

 総理大臣杯は暑いせいで格好が動けない中、地元ということでコンディションがうまくいって粘りきった。しかし、そのあとチーム自体はもう少しがんばればなんとかなるという慢心があって、リーグでは4連勝したあとに崩れてしまった。今は、それがようやく立て直ったかなということころです。唯一ユニバ代表に選ばれたFWの松浦が、怪我から復帰しましたが、公式戦はまだ戦っていません。とりあえず1回戦にしっかり戦って2回戦に駒を進めたい。

 福井工業大学 (北信越代表)  関谷 洋平 監督
 日々勉強だと思ってがんばりたい。若い力ということで、初戦からぶつかっていきたい

 仙台大学 (東北代表)  佐藤 幹男 部長
 3年ぶりなので、ほとんどの選手にとって初出場と変わりない。まずは1勝ちといいたいが、相手が相手なのでまずは1点をとりたいと思う。

 駒澤大学 (関東第3代表)  秋田 浩一 監督
 リーグでは失点が多かったのでディフェンスの建て直しが課題。できるだけ多くの試合を戦って、夏のリベンジをしたい。

 筑波大学 (関東第2代表)  山中 邦夫 監督(主務が代理コメント)
 2年連続で決勝で破れているので、今年こそはということでキャプテンの鶴見を中心にチームは非常に燃えている。FWの2トップと羽生あたりがどれだけ点を取れるかにかかっていると思うが、がんばりたい。

 中京大学 (東海第2代表)  守能 信次 部長
 昨年は筑波大に勝って優勝ということになったが、昨年のエースストライカーやキーパーが卒業して、今年は失点が多く得点力がない困ったチームになってしまった。そういうわけで、今年は九州リーグとの2位同士プレーオフで勝って、なんとかこの仲間に入ることができた。初戦が筑波大ということだが、強い相手と最初にやって結果を出すことができれば、そのあとはどうなるかわからないので、ぜひ中京大の試合を見てほしい。

 関西学院大学 (関西第2代表)  阿部 洋夫 監督
 ここ数年全国大会には出させてもらっているが、これといった戦績を残していないので今年はなんとか結果を出したいと思っている。ただ、今年はチームが春から迫力ないというか、元気のない状況だったが、リーグの最終戦で勝てばインカレ出場という状況で、ようやく関学らしい粘っこいゲームをしてくれた。やっと上昇気運に乗ったかなと思っているので、私自身もどうなるか楽しみにしている。

 愛知学院大学 (東海第1代表)  横山 孝治 監督
 11年ぶりなので初出場みたいなものだと思う。まずは初戦突破を目指してがんばりたい。

 関西大学 (関西第1代表)  島岡 健太 コーチ
 4年ぶりに(関西リーグで)優勝したが、初出場のようなものなのでどうなるかわからないが、1戦1戦を大事に戦っていきたい。

 東京学芸大学 (関東第5代表)  松本 直也 監督
 ここ2年間リーグ戦で調子がよく、インカレに悪くなるというのが続いていたが、今年はリーグ戦から悪く、今はそれより少しよくなっている状態。相手が関西の優勝チームということなので、うちらしく守備から入ってがんばりたい。

 道都大学 (北海道代表)  田代 正信 監督
 北海道はすでに雪がふって、グラウンドもろくに使えない状態でここにきた。だから、選手にはチャレンジという気持ちを持てと言っている。とにかく、チャレンジするつもりでがんばりたい。

 順天堂大学 (関東第4代表)  吉村 雅文 監督
 リーグ戦では前期7位で崖っぷちという状態から、後期ひとつひとつ勝って入れ替えを逃れた勢いでインカレまできた。その勢いでがんばりたいと思う。うちのチームは4年生中心のチーム。関東得点王の竹谷がいるということと、関東リーグ最小失点チームという誇りをもって挑みたい。

 福山大学 (中国代表)  吉田 卓史 監督
 4回連続の全国大会出場させてもらっているが、私たちも4年生中心のチーム。彼らが2年生のころからチームの中心でやってきて、これが最後の大会ということで非常にがんばっている。相手は福岡大で強豪チームだが、私たちも地元では福大といわれているので、なんとかサッカーで福大といえば福岡大ではなく福山大と呼んでもらえるようになりたい。

 福岡大学 (九州代表)  乾  真寛 監督
 ユニバに身も心も捧げたので(笑)、自分のチームがボロボロになって総理杯も2回欠席、昨年のインカレも中京大に敗れて出られず、このインカレにも息も絶え絶えにたどりついた。ただ、福岡大は出場回数で日本一になったのが3つある。総理大臣杯はの22回で最多出場、大学選手権が同数のチームもあるが26回、それに天皇杯の都道府県代表としての出場が21回と、回数だけは多い。3年前の大会では、敗れはしたものの決勝まで進め、それ以来引き分けはあっても負けてはいない。それを支えているのが、3年前の大会で1年ながら決勝に出た、現主将で守備の中心の坪井。彼とGKの杉山、そしてFW太田と縦のラインがユニバに抜けてチーム状況は決してよいとはいえないが、休んでいるうちにお隣の福山大さん“福大”を取られないようにがんばりたい。

 高知大学 (四国代表)  野地 照樹 監督
 福岡大さんは出場回数のことをいっていたが、うちは連続出場のほうを自慢できるのかな、と思う。私も一昨年のユニバに身も心も捧げたが、チームは連続出場できました(笑)。(1回戦の会場の)夢の島で試合をするのは今年で3回目。ここは夢を実現してくれるかなと思っているのだが、46回大会で筑波大でVゴール負け、昨年は学芸大にVゴール負けと、なかなか夢を実現させてくれないところ。相手の国士舘大を関東リーグの最終戦を見たが、非常にレベルが高く、ちょっと厳しいかなとも思う。うちは割とスマートなサッカーをするほうなので、国士大には力づくでやられないといいのだが……。以前も2回戦で対戦して1−6で負けているので……。今年のチームは攻撃的なサッカーはできるが失点が多くて、これではなかなか全国では通用しないなと思っている。ただ、彼らは決勝のつもりでやると思いますので、お手柔らかにお願いします。

 国士舘大学 (関東第1代表)  大澤 英雄 監督
 47回、48回と勝って、昨年勝てれば3連覇。どこかでいけるんじゃないかなと思っていたが、中京大に4点取られて負けてしまった。あまりうぬぼれてはいけないと痛感したし、気持ちを切り替えて試合に挑みたいと思う。1戦1戦、確実に勝っていけるようがんばっていきたい。

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