リーグ戦では、結果的に1位から3位に勝って、4位から6位には負けるという、強いんだが弱いんだがわからないチームといわれた。そこで、やっぱり順大は強いんだといわれるためにこの場にきたつもりだ。全国大会に勝つためには、守って守ってカウンターというのが一番の近道だが、それは非常につまらないサッカー。勝つために、そんなサッカーを考えたこともあったが、学生とも話し合って、今年は1点取られても2点取れるサッカーにしようとうことになった。勝敗はゴールが枠に入るか入らないかだけ。今年は、より攻撃的なサッカーをしようと思っている。
客観的には、リーグのベストイレブンに選ばれた早川と迫井が注目選手だろうが、私自身、チームの中心は12番の青葉幸洋だと思っている。、彼の90分集中したプレーというのは非常に学生らしく、成長を楽しみにしている。あとの選手はどんぐりの背くらべ。どんぐりというのはノれば非常に調子よくいけるが、いっぱつやられるとそのままズルズルになってしまう。そうならないように、集中して戦いたい。リーグ戦での失点パターンは、結局中盤でボールを奪われるということが原因なので、その点を注意したい。またリーグが終わってからの12日間、徹底して中盤からオープンの攻撃の練習をしてきた。1点とられても2点とれる、オープン攻撃をみてください。