日本チームは、これまでの4−4−2システムからより攻撃的な布陣を取るためのバリエーションとして、今回のキャンプから3バックシステムに取り組んできた。初戦は、このシステムの仕上がりを試すべくセリエC2のテラモに臨んだ。
立ちあがりから、キャプテン羽生を中心とした前線からのプレッシングとボールを奪ってからのサイドアタックが功を奏し、羽生のハットトリックにより3−1と試合を優位に進める。しかし、前半終わりには3バックのサイドを突く攻撃とドリブル突破にから、2つのPKを含む3失点を喫する。
後半は、ゴールに向かう意識をより明確にし素早い判断によるパスとサポートを繰り返すことによる突破を図り、大量7得点で勝利を収める。今回、選抜初参加の松浦の豊富な運動量と切れ味鋭い突破が光った。
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