1部リーグ 結果
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節
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カード/試合結果
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1
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広島工業大 1-6 広島経済大
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広島修道大 2-3 福山大
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吉備国際大 2-2 下関市立大
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広島経済大 4-0 岡山大
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2
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広島経済大 4-2 広島工業大
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広島修道大 0-2 吉備国際大
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福山大 4-2 下関市立大
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岡山大 1-1 広島大
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3
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広島大 4-0 下関市立大
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広島経済大 2-2 福山大
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広島工業大 1-0 吉備国際大
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岡山大 1-2 広島修道大
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4
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福山大 4-0 広島工業大
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広島修道大 0-2 広島大
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下関市立大 0-3 広島経済大
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吉備国際大 1-0 岡山大
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5
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広島工業大 1-3 広島修道大
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広島大 1-2 福山大
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吉備国際大 1-2 広島経済大
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下関市立大 2-2 岡山大
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6
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広島経済大 4-0 広島修道大
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広島工業大 0-2 下関市立大
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広島大 1-2 吉備国際大
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福山大 2-1 岡山大
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7
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広島大 0-1 広島経済大
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福山大 1-2 吉備国際大
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下関市立大 2-2 広島修道大
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岡山大 1-0 広島工業大
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リーグ総評 |
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最終節、勝ち点で並ぶ広島経済大学と福山大学。広島経済大学は昨年の覇者広島大学に1−0で勝ち、福山大学は吉備国際大学に1−2で敗れた。その結果、広島経済大学が初優勝を決めた。
毎年「強い」と言われながら常に広島大学の後塵を拝してきた広島経済大学は今季非常に安定しており、精神的な強さを見せた。今年から大橋前監督にかわって指揮を執る友松監督は広島経大OBで、選手達の兄貴的存在で、チームをよくコントロールしてきた。同じOBの平田コーチと二人三脚で優勝を勝ち取った。
チームの中心は主将の原田(FW・4年・沼田高出身)で、チームの得点源である。DFでは、荒木(2年・元サンフレッチェ広島)が最終ラインを締める。中盤では、精神的に多少不安定だが、身体能力の高いボランチの小川(3年・多々良学園高出身)が攻守に絡む。全員が高い個人技を持っており、全国でどれだけ通用するか。
一方、天皇杯広島県代表の福山大学は、最終節で得失点差で広島経済大学に5差あり、大量得点で勝たなければならなかった。先に試合の終わった広島経済大学の結果を知り、攻撃的シフトで一発逆転をねらったが、裏目に出て1−2で敗れ、2つ目のタイトルを取ることはできなかった。
ここ数年、広島大学の独走であった中国地域も、新興勢力が台頭してきた。しかし、全国で勝つためにはまだまだ全体のレベルを底上げしなくてはならない。96年度の広島大学のように、全国で、「ひょっとしたら勝てるかも……」と感じさせるようなチームがもっと出てきて欲しい。
(text:広島工業大学 坂井 学)
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