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大会結果
優 勝 福山大学(2年連続3度目)
大会日程・組み合わせ
出場校
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1回戦
5/13(日)
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2回戦
5/19(土)
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準々決勝
5/20(日)
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準決勝
5/26(土)
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決勝
5/27(日)
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福山大
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−−−−
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福山大 :4
呉 大 :1
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福山大 :3
広島経大:1
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福山大 :3
岡山大 :1
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福山大 :0P4
吉備国大:0K3
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呉大
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呉 大:3
岡山県大:2
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岡山県立大
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山口大
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山口大 :3
広経大 :5
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広島経済大
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岡山大
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−−−−
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岡山大 :1
鳥取大 :0
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岡山大 :4
平成大 :0
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山口大 工学部
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山口工大:0P2
鳥取大 :0K3
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鳥取大
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福山平成大
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平成大 :7
岡山商大:0
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平成大 :3
徳山大 :0
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岡山商科大
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徳山大
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−−−−
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広島大
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−−−−
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広島大 :2
岡山理大:0
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広島大 :8
広島工大:0
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広島大 :0
吉備国大:1
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岡山理科大
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岡山理大:3
島根大 :2
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島根大
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広島工業大
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広島工大:1
広島修大:0
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広島修道大
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下関市立大
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下関市大:1P1
川崎医大:1K4
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川崎医大:1
吉備国大:3
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川崎 医療福祉大
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倉敷 芸術科学大
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倉敷芸大:5
東亜大 :2
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倉敷芸大:0
吉備国大:1
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東亜大
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吉備国際大
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−−−−
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開催会場
山口大G : 山口大学サッカー場
徳山大G : 徳山大学総合グラウンド
防府陸上 : 防府市陸上競技場
決勝戦評
決勝は、昨年と同じカード、福山大学と吉備国際大学との対戦となった。
前半立ち上がりから、両チームとも緊張することなく、お互いの持ち味を出し、好ゲームを期待させるスタートであった。吉備国際大学は、長短のパスを織り交ぜ、中盤を丁寧に構成する展開。一方、福山大学は、2トップに球を集め、そこを起点に突破を図る展開。しかし、どちらも守備の意識が高く、決定的なチャンスは作れない。前半は、吉備国際大学の10・高松(MF・作陽高出身・2年)の豊富な運動量と速くて正確なパス配球と、福山大学の8・岩永(FW・葦陽高出身・4年)の柔らかいボールタッチからのドリブル突破が目立った。無得点のまま後半に入り、互いに選手交代などで膠着状態を打破しようとするが、得点には至らない。ボール支配率では吉備国際大学、決定的チャンスの数では福山大学が上回り、福山大学10・大坪(FW・三潴高出身・4年)のドリブル突破など、決定的チャンスが何度かあったが、吉備国際大学GK・井上(滝川二高出身・3年)の好守などに阻まれる。そして、0−0のまま終了し、延長戦に入った。延長では、吉備国際大学の運動量がやや落ち、福山大学が押し込む場面が多くなった。しかし、得点までには至らず、結局、0−0でPK戦に持ち込まれた。PK戦は、吉備国際大学が2人外し、4−3で、福山大学の2年連続、3度目の優勝が決まった。
総理大臣杯では、東海第1代表との対戦となるが、福山大学は、昨年のような、速いパス回しからサイドに展開する、分厚い攻撃パターンが少なくなり、2トップの突破に頼る形が多く、ここを潰されると苦しくなるのではなかろうか。確かに、岩永、大坪の2トップは高い能力を持っており、中国選手権でも活躍していた。しかし、全国大会レベルで戦うとき、いくつかの攻撃パターンを持っておかなくては苦しいだろう。
延長後半に、やや、昨年のような分厚い攻撃を見せたが、吉田監督も、その辺のことは承知しているであろうし、大会までに仕上げてくるものと期待している。
文:全日本大学サッカー連盟技術委員 坂井 学
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