2000年デンソーカップサッカー
筑波のキャプテンは
Aチームだけの
キャプテンじゃない
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――筑波大は個性的な選手が多いから、それをまとめるのも大変ですよね。
でも、みんな学年関係なく仲がいいんで。羽生(直剛・3年)とかには、しょっちゅうは怒られてます(笑)。
――プレーのことでですか?
いやプレーのことじゃなくって。「もうちょいしっかりやれよー」とか(笑)。まあ、そういうふうに言ってくれてるってことは、羽生自身も親しみを持ってくれてるからなんだろうし。そう考えて、軽く受け流してますが(笑)。
――このヤローとは思わずに?(笑)
「お前、どれだけ大変か知ってるか」と、言いたいときはありますけど(笑)
――今年のチーム作りに関して、4年生のチームメイトに相談することはありますか?
タカ(渡辺隆正・4年)は、どっちかっていうと自分で気持ちを抱えこんじゃうほうなんで……。練習とかで(うまく)できなかったり満足いかないと、こう「シューン」ってなっちゃうような感じ(笑)。だからあまり相談っていうのは……。やっぱり戸田さんとか洋平さんとかに電話して、ですかね。
――お2人からはどんなアドバイスを受けてますか?
戸田さんの場合、冗談っぽく話すほうなんで「そんな背負いこむなよ」とか(笑)。ちょっと、チームのことをひとりで背負いこんじゃうような面があったからだと思うんですけど。洋平さんは、「オレなんかも、いろいろ考えてたけど、そんなにやってなかったよ」とかね。で、そうなのかぁとか思いながら(笑)。
――キャプテンとして、特に気をつけているのはどんなことでしょう。
筑波のキャプテンっていうのは部員170〜180人のチームのキャプテンであって、Aチームだけのキャプテンじゃないと思うんですよ。だからBチームやCチームの試合も見たり。そこで自分がアドバイスできるところはアドバイスしますし、BとかCとかの試合で「いいプレーだな」って思ったら参考にしたりとか。
あと、Aチームは優先的に練習をさせてもらってますから。監督のいうように、Aチームが率先してグラウンドのゴミを拾ったりとか。そういうことをするのは当たり前のことだとは思ってますね。
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