2000年関東大学サッカー選手権
いい指導者に会ってよかった
今まで当たり前のことだけど
できていないことがあった
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――金子選手の場合、高校から東農大に進学するというのはかなり早い時期から決めていたんですか?
高校3年のインターハイが終わる頃には決まってましたね。Jとか上のほうは全然考えられなかったし、関東でやりたいとは思ってたんで。ただ、勉強も結構好きだったから、たとえば筑波とか早稲田に入って、スポーツのことを勉強したいという気持ちもありましたね。
――でも、結局東農大に決めたのは?
大学の環境とかはよくわからなかったんですけど、とりあえず早めに試合に出たかった。良さんとか高校時代の先輩もいたんで、あとはスンナリと、ですね。
――実際に大学に入ってみてからの印象は。
1年や2年の頃は辛い思いもしました。でも山下さんにはお世話になったし、自分の中ですごくいい勉強になったと思う。いい指導者に会ってよかったなぁとは思います。
――具体的にはどういう面で?
戦術っていうのは、どこの大学でもそう変わったことはやってないと思うんです。でも、たとえばサッカーに関する見方とか、「ああ、こういう発想もあるんだ」っていうのがすごくあって。「こんな簡単なことなのに、何で今までこんなことをしていたんだろう」とか、当たり前のことなんだけどできていなかったっことがあった。その面では自分も成長したっていうのがわかるし、すごいお世話になったなって思いますね。
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