――大学サッカーを振り返ってみてどんな4年間でしたか?
新名 楽しかったし、あと2年くらいやってもいいな。
――今年のこのチームをあと2年ですか?
新名 去年もおととしのチームも、人間関係がすごい良かった。居心地が良すぎて4年が過ぎんのが早すぎた。こんなにサッカーが面白かったこともないです。高3で引退したときも、こんないいチームはないって思ってた。でも、大学に入ったら、プレーもそうだけど、人間的にもすべてのレベルが僕にぴったりだったから、一生懸命やってりゃちょうど良かった。高校のときはどうしても、自分がかなり背伸びしていて、ストレスがたまる部分ってのがあったんで。そういった意味でも、チームで自分の言いたいことってのも100パーセント言えた。試合やるのにいい緊張があって、別に1対2で囲まれて勝負しても怒られない、やりたい放題、自分のことできた。終んのがちょっと早いかな。2度と味わえないから、楽しかったですね。何言やいいのかよくわかんないけど、楽しくてしょうがなかった。でもサッカー辞めなきゃなんないって現実は、どうにかなんないかなっていまだに思いますよ。
――成山くんはどうでしたか?
成山 早かったですよ、ホントに。学年が上がるごとに楽しく、時間がたつのが早くなっていった。1年の頃はBチームだし出れないしで、「何やってんだよ、じれったいな」って感じだったけど、2年になってちょっと出始めたりして、ああ面白くなってきたなぁって。3年の時は優勝が狙えるようになったら、もうどんどん1週間が早く面白くなってた。試合が待ち遠しいんです、週末が。上級生になると自覚みたいなものがでてきたし、そうするとまた変わってくるっていうか。早かったですね。取りあえず早かったですね。
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まさかこんな
強くなるとは
思ってなかった
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