大学サッカーメルマガVol.27を配信しました。

Vol.27は、前号の赤崎選手インタビューに続いて、筑波大レポート・風間八宏監督インタビューです。
攻撃的なサッカーで関東リーグに旋風を起こす風間監督の指導に対する考え、去年、そして今年の筑波大についてお話を伺いました。

以下、一部抜粋を掲載します。

★この記事の全文は『キャンパス経由ブラジル行き』に収録されています。


筑波大レポート・風間八宏監督インタビュー(※一部抜粋)

昨年の筑波大は、大量失点で負けるという試合が激減。最終的に2位という好成績でシーズンを終えた。リーグ総失点数33は少なくはないが、前後の順位の大学と比べて格別に多いというわけではない。むしろ、優勝した明治大を上回る53得点という数字のほうが大きく目を惹く。そこで就任して4シーズン目を迎える風間監督に、昨年の筑波大の変化について、うかがってみた。

 結局は、ボールを取られない度合いで順位も得点も失点も決まるということ。(監督として)筑波大に最初にきたときは、“失点しすぎじゃないか”と言われたけれど、ボールを取られなくなったら、自ずと失点は減る。でも守備を考えて守備をしてしまったら、攻撃が減ってしまう。そのバランスと、ボールを取られるということがどういうことなのか、選手たちもようやく理解できてきたかな、とは思う。今のサッカーをやっていて、ボールを取られなければ、得点はもっと増えて失点はまだまだ減る。これは当たり前のこと。ただ、それを突き詰めるためには、巧くならないといけない。そのためには、やっぱり練習量が必要だと思う。

 ただ筑波大は国立大学だから、選手の才能という面での大きな期待はできない。ここ数年、確かに筑波に入りたいという高校生は増えたと聞いているけれど、かといって自分たちが入学を約束できるわけではないし……。だから選手を誘ったり、補強したりといったことはしていないし、常に今いる選手たちでやっていくだけ。

 そういう状況の中では、選手ひとりひとりが本気になって努力していかないと、チームとして成り立たないんだよね。サッカーというのは、巧い選手と下手な選手がいたら、必ず巧い選手が下手な選手に合わせてしまう。すると、(レベルとして)いいところにいかない。だから筑波大の場合は、補うんじゃなく同じレベル――もちろん、それぞれスタイルや技量は違っていていいんだけど――に到達するっていうのを目指してる。

 でもこれは毎年毎年、同じことの繰り返しだから。去年の4年生が抜けて、今チームは柱がなくなった家同然だけど、誰が代わりになってくれるかなんて、いざシーズンが始まってみないとわからない。去年の森谷(賢太郎→横浜F・マリノス)もそうだったけれど、トレーニングを続けるうちに、突然変異のように選手が伸びてくる。それを待つしかないというか(笑)。だから、チームを組み立てようと考えたこともないし、ある意味それが筑波大のサッカーだと思う。

 去年の4年生の森谷や須藤(壮史→HONDAFC)も、最初はなんでこんなに遅いヤツがいるんだろうって思ってた(笑)。でも、トレーニングをきちんと続けていたら、びっくりするくらい早くなった。そういう意味では、本気で望む選手はどんどん変わっていくはずだし、本気で望めるかどうかは才能のひとつ。結局、サッカー選手の能力ってそこだから。その面では今年の4年にも期待している。 

(以下、メルマガにて掲載)

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